「までい」
それは、地道に、少しずつ、丁寧に、という意味の飯舘村の方言。
東日本大震災、そして福島原発事故から13年。
福島県飯舘村は、一時全村避難を余儀なくされました。
しかし、その避難指示の解除は段階的に行われ、
今年5月には、全域で解除されました。
現在は震災前のおよそ5分の1の人口ですが、
最近では若い世代を中心に移住者も増えています。
このように、1度は失われた「日本一美しい村」の活気が
少しずつ、しかし確実に戻っています。
アカペラも、楽器なしで、声だけでハーモニーを奏でるため、地道に。
そして楽しみながら音を積み上げていく。
まさに、「までい」な一歩ずつから、ハモるという快感を感じさせ、
それをお聞きする方々に感動を届けるという、大きな可能性があります。
飯舘村とアカペラの、「までい」な一歩から始まる、壮大なハーモニー。
そんな、までいなアカペラ、Madeina Capellaを、
あなたも奏でてみませんか?
飯舘村とは?
飯舘村は、福島県の浜通りにあり、県庁所在地の福島市と南相馬市のちょうど間に位置する村です。
村の景色や、星座をたくさん見ることができる夜景など、随一の美しさを誇ります。さらに、主要産業である農業や畜産業などを中心に、村民の「までい」な努力も認められ、「日本で最も美しい村」の一つに認定されました。
そんな飯舘村ですが、2011年の東日本大震災による福島第一原発原発事故により、村内の広い範囲で高い放射線量を有していることがわかり、6年以上にわたって全村避難となりました。それでも、2023年5月までに村内全域の避難指示が解除され、6000人以上いた震災前のおよそ5分の1の人口となっている帰村率を上げるべく、少しずつ村の活気も戻り、復興が進んでいます。また最近では、若い世代を中心に移住者や、学生団体などの関係人口も増加しており、新たな形での村づくりも始まっています。